「プログラム学習」は合衆国の心理学者スキナーが考え出した
学習の原理とその応用です。
「心理学で、小刻みに分割された学習内容を系列化し、段階ごとに、学習者の積極的な反応を強化させながら、学習の目標値に確実に到達できるように配慮された学習方法。」〔大辞泉〕と説明されています。
プログラム学習のよいところは積み重ねがそのまま能力の向上に結びつくことです。
ただし、そのためにはトレーナーは全体の見通しと同時に
一つ一つの課題をクリアする段取りを作ることが必要です。
詳しくは
仲松庸次さんの『行動分析学 プログラム学習』(kindleで手に入る)の説明がわかりやすいです。
わたしのトレーニング方法は可能な限り
基礎を「プログラム学習」的な方法で行います。
プログラム学習は段取りがわかれば
自学自習しやすくできています。
(自学自習の手助けがわたしの仕事です。
やはり、かなりレベルが高い人でないと自学自習はできないのです。
自学自習できるようになるまでのノウハウが必要です)
基礎ができればその子の様子を見ながら解法へと進めていきます。
いままで探し回った結果
英国数で「プログラム学習」的な方法で作られた教材を集めてきました。
自前かどうかよりもすぐれているものを使っていきます。
論文トレーニングでは
福島式「国語問題集」と自作の「論文トレーニングシステム」を使って
文章を書く練習をすることで本文を読む力を作っていきます。
入学試験に合格するためだけではなく
基礎の力をつけることで入学後にも効率よく学ぶことができるようにします。
子どもをかかえた親にとって
効率よく学ぶことは学業をクリアするための大事な条件となります。