実際に報道された例から考えるとわたしには虐待には依存性があると考えています。
人には他人を支配したいという欲求があるのです。
それがそのまま出るのが虐待やある種のいじめです。
〇〇依存症という病気があります。
よく聞くものにはアルコール依存症・ギャンブル依存症があります。
(実は窃盗(万引き)も常習者は依存症です。裁判記録を見るとよくわかります
これも機会があったら取り上げたいですね)
ところで
依存というのは悪いことなのでしょうか。
アルコール依存症を例に取ると
確かに
アルコールは依存性のある薬物です。
でも
アルコールが人に依存させるのではなく
人がアルコールに依存するのです。
人の弱さがが薬物の効き目と結びつくのです。
人が自分の精神を崩壊から守ろうとするとき
何かで気を紛らわせることで
目の前の精神の危機を避けることができます。
その精神の状態が依存性のものと結びつきやすいのです。
依存は結果であり原因ではない。
だから
環境が変わらなくては依存状態は変わりません。
もともと
人は集団で生活することを始めたときから
大脳が大きくなったときから
人が心をもつようになったときから
(大脳が大きくなった理由は集団生活のためだと言われています)
何かに依存する習性を持つようになったとわたしは考えています。
人は集団で暮らす習慣を持ったときから「心」をもつようになったと考えます。
(わたしは動物の種類によっては心があると思いますが
人の心とは違ったものと考えています)
ですから
依存とは人である証しです。
でも
依存には二種類あります。
「現実から逃げるための依存」
「現実に向き会うための依存」
です。
※「自立する一番の近道は人に頼ることです 人に頼れない人は一生不安を抱えていきます」
人にとって大切なのは他人に頼らないことではなく
自分のためになる頼り方をすることです。
(頼る相手と互いに利益があればいうことはありません)
依存することは弱さではなく
自分を失わずに依存すれば
自分の強さを示すことになります。
依存に善悪があるのではなく
わたしはその頼り方を間違えたときに依存が病に変わると思っています。
あなたが自分一人で物事ができない時には
上手に頼ることでいい習慣を手に入れてください。