わたしは高校生までは英語(というよりも外国語)を学ぶということがよく分かりませんでした。
理屈で考えても英語に近づくことはできませんでした。
言葉とは習慣であるということが分かり始めて納得がいきました。
外国語を受け付けない人・よくわからない人が習慣を身につけるためにはどんなことが必要なのか
まず
Englishと英語はよく似ていますが違ったものです。
しかし
医療の専門学校受験で必要なものは外国語のEnglishではなく日本で行われている英語です。
どちらであっても不得意な人にとっては見たくもないものです。
でも
自分が生きるために資格を必要とする人は挑戦しないわけにはいきません。
うれしいことに医療の専門学校受験では
今、新共通試験で話題になっている四技能(Reading、Listening、Speaking、Writing)のすべてを身につける必要などありません。
上位校を除けば、読解は3~400語の英文を毎日読む練習をすれば困りません。
他の形式の問題は出題パターンがありますので、パターン練習で問題が解けます。
しかし
その前に英語を見るのもいやな人がどこから手を付ければいいのでしょうか。
全くできない(自信のない)人はどこから始めればいいのでしょう。
外国語を学ぶためには慣れることが一番大切なことです。
慣れるためには
得意でない人がまず最初にすることは
言葉を発音することです。
次に文を正しく読むことです。
確かに
これは受験にはあまり出ません。
(言葉のアクセントや文のイントネーションの問題で出るかもしれませんが)
それでも
不得意な人が言葉に慣れ、自信を持つためには一番近くて合理的な方法なのです。
慣れていくうちに自然に文の形(それが文法です)が身についていきます。
読む量が多ければ言葉(単語)を覚える練習にもなります。
自然に慣れていくのは
確かに時間はかかるかもしれません。
それでも大人の特権は子どもと違って時間に追いかけられないことです。
自分の実情を考えて目標を目指せばいいからです。
仕事や生活に追われながら受験勉強をするのは大変です。
大変であっても習慣を作っていけばいいのです。
そして
それが入学後の助けになります。
さらに
子どもに与える影響も無視できません。
子どもは必ずあなたの姿を見ています。
押しつけなくともあなたが学ぶことはそのまま子どもの励みになります。
親が当たり前にしていることは子どもにとっては当たり前のことなのです。
Englishでは言葉の発音を学ぶための方法として「phonics」があります。
さらに
実は今まで文のEnglishらしい読み方は直接native speakerに直してもらうか
自分で録音して自学自習するしかありませんでしたが
現在は大変いい方法が開発されています。
わたしが目的としているものはnative speakerのようになることではなく
自分が自信がもてるくらいまでに英語に慣れることです。
そのために発音と音読は一番速く効果が目に見えます。
拒否感さえなくなればあとは普通に基礎の英文の練習をして
あなたが受験する学校のレベルまで能力をあげればいいのです。
そして
最後に過去問題で自信をつければいいのです。
ここまでやれば入学後英語が必要でなくても
学んだことが入学後の学校での訓練に役立ちます。
そうです
あなたは自分で不得意なことをクリアしたのですから。